エレベーター用ミラー(合わせミラー)は、特殊フィルムをガラスと鏡に挟み込んだ構造の合わせミラーです。
特殊なフィルムを挟み込んでいるため、万が一割れても破片が飛び散らず、人が多く集まるショッピングモールなどでも安全に使用できます。
病院や公共施設など、エレベーターの奥には必ずと言っていいほど鏡が設置されています。
「空間を広く見せるため」「身だしなみを整えるため」「防犯のため」と思われる方も多いのではないでしょうか?今回はそんなエレベーターの鏡について解説していきます。
実は、エレベーター内の鏡は、車いすを利用している方をサポートするために設置されています。
通常、車いすの方がエレベーターを利用する際、正面を向いた状態で乗ります。
降りるときも同様に正面を向いて降りることが理想的ですが、エレベーターのような狭い空間では、車いすを回転させることができません。
その際、後方を確認しながら安全に降りられるよう、鏡が設置されているのです。
駅などの公共交通機関では、平成18年のバリアフリー法施工に伴い、エレベーター内に鏡を設置することが義務付けられています。
また通常の建物についても、法律や省令による規定はありませんが、地方公共団体の条例によって義務化されていることがあります。
エレベーターに使用する鏡は、破損したときの危険性や防火上の内装制限によって、使用できる材質に限りがあります。
鏡の販売.comでは、映りがキレイで傷つきにくい「合わせミラー」と、薄くて軽量な「ステンレスミラー」、盗難防止金具が付いた「ステンレス製鏡KAGAN盗難防止金具タイプ」をご用意しました。
商品 | |||
特徴 | 映りがきれいで傷つきにくい | 軽くて軽量 | 盗難防止用の金具がついている |
価格 | 480×600ミリの場合 ¥13,405(税込) |
480×600ミリの場合 ¥14,190(税込) |
460×608ミリの場合 ¥67,430(税込) |
割れにくさ | 一般的なガラスと比べ、 割れにくい(飛散防止効果あり) |
割れない |
割れない |
傷つきやすさ | ほとんど傷つかない |
傷つきやすい |
傷つきやすい |
映り | ほとんど影響を受けない |
衝撃に弱く、凹みやすい |
従来のステンレス鏡 よりも歪みにくい |
厚み | 3ミリ(鏡)+3ミリ(ガラス) | 1ミリ/2ミリ/3ミリ | 11ミリ※金具取付時の寸法 |
最大サイズ | 900×1800ミリ | 1000×2000ミリ | 1200×1200ミリ |
重量 460× 910ミリ の場合 |
6.3kg | 3.3kg | 5.6kg |
エレベーター用ミラー (合わせミラー) |
ステンレス製鏡 KAGAN 盗難防止金具タイプ |
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商品 | |||
特徴 | 映りがきれいで傷つきにくい | 軽くて軽量 | 盗難防止用の金具がついている |
価格 | 480×600ミリの場合 ¥13,405(税込) |
480×600ミリの場合 ¥14,190(税込) |
460×608ミリの場合 ¥67,430(税込) |
割れにくさ | 一般的なガラスと比べ、 割れにくい(飛散防止効果あり) |
割れない |
割れない |
傷つきやすさ | ほとんど傷つかない |
傷つきやすい |
傷つきやすい |
映り | ほとんど影響を受けない |
衝撃に弱く、凹みやすい |
従来のステンレス鏡 よりも歪みにくい |
厚み | 3ミリ(鏡)+3ミリ(ガラス) | 1ミリ/2ミリ/3ミリ | 11ミリ※金具取付時の寸法 |
最大サイズ | 900×1800ミリ | 1000×2000ミリ | 1200×1200ミリ |
重量 460× 910ミリ の場合 |
6.3kg | 3.3kg | 5.6kg |
「合わせミラー」は、ここ数年でエレベーターでの使用率が増加している人気の鏡です。傷がつきにくく映りがキレイなのが特徴です。
飛散防止効果があるため、万が一破損した場合も破片が飛び散らず安全にご使用いただけます。また、ステンレスミラーと比べて、価格が安いのも人気の理由です。
合わせミラーはステンレス製の枠を付けた「保護枠つき」と、本体のみの2種類をご用意しております。
ステンレス製の枠が鏡を保護してくれるため、「保護枠付き」を購入されるお客様が増加しています。
合わせミラーは厚みがあることから壁に凹凸や歪みがあっても影響がほとんどなく、姿をきれいに映すことができます。
一方で、一般的なガラスミラーよりも重量があるので、壁紙をはがして、強力なボンドで貼り付ける必要があります。
当社では施工手配も行っておりますので、「重くて施工が大変」「ちゃんとできるか不安」という方はお気軽にご相談ください。
鏡の内側部分にカッターなどで壁紙にキリコミを入れ、剥がす。
ミラーマットを貼る位置に印をつけ、速乾ボンドを塗る。
ボンドが乾いたらミラーマットを貼る。※約1,2分で乾燥します
雑誌やカタログ等で、台座を作り鏡の位置を確認する。
ミラーマットの裏紙を全て剥がし、コーキングガンを使ってミラーマットの間に、ミラーボンドを塗る
ミラーボンドを均等に塗り広げる。
鏡を台座に載せ、位置を確認しながら、鏡を押さえつける。
台座を外したら完成。
ステンレスミラーは厚みが1ミリと薄く、通常のガラスミラーに比べて軽いので、壁紙をはがさず、簡単に施工することができます。
取付部材はカートからの注文も可能ですので、鏡とあわせてご購入ください。
※壁に凹凸や歪みがあると鏡に映る映像も歪んでしまう可能性があります。
鏡を貼る位置に印をつけ、ブチルテープの強度を高めるために速乾ボンドを塗る。
ブチルテープを張り付け、裏紙を剥がす。
ミラーボンドを塗る。
鏡を抑えながら張り付ける。
保護テープをはがす。
盗難防止用の金具を使い、手順に沿って施工していきます。
当社では、施工手配まで手配することも可能ですので、「手順が多くて自分たちでやるのは不安」という方もお気軽にご相談ください。
鏡の取り付け位置を決め、現物あわせで下穴をあける。
下部支持金具の固定し、上部支持金具もプラグボルト・木ネジ(別途手配)で仮固定する。
上部支持金具(長穴)を最上部までスライドする。
鏡の表面側の保護シートを一部と、鏡の粘着裏紙の剥離紙を剥がし、下部支持金具(丸穴)に差し込む。
鏡を押さえ、壁に完全に固定する。
上部支持金具を下にスライドさせて鏡を固定する。
鏡表面の保護シートを下方向に引きながら剥がす。
上部支持金具を上方に引っ張って確実に固定できているか確認して、完成。
今回ご紹介したエレベーター用鏡に関するご質問やお見積りは、いつでもご相談・お問い合わせを受け付けております。
「どんな鏡を選べばいいの?」「こんな加工がしたい」などありましたら、お気軽にお電話・お問い合わせフォームよりご相談ください。