エレベータに鏡がある理由・種類を解説
この記事のポイント
- エレベーター内の鏡は、車いすを利用している方をサポートするためについている
- エレベーターの鏡は「合わせミラー」「ステンレスミラー」の2種類
- エレベーター用ミラーをお求めのお客様のうち60%以上が「合わせミラー」を使用
エレベーターに鏡がある理由とは
実は、エレベーター内の鏡は、車いすを利用している方をサポートするためについているんです。 通常、車いすの方がエレベーターを利用する際、正面を向いた状態で乗られます。
降りるときも同じように正面を向いて降りるというのがベストですが、エレベーターのような狭い空間では、車いすを回転させることができません。
その際に後ろを確認しながら安全に降りられるよう、鏡が設置されているのです。
駅などの公共交通機関では、平成18年のバリアフリー法施工に伴い、エレベーター内に鏡を設置することが義務付けられています。また通常の建物についても、法律や省令による定めはありませんが、地方公共団体の条例によって義務化されていることがあります。
エレベーターの鏡は2種類
使用可能な材質条件をクリアしたエレベーターの鏡は2種類
エレベーターに使用する鏡は、破損したときの危険性や防火上の内装制限によって、使用できる材質に限りがあります。鏡の販売 .com では、映りがキレイで傷つきにくい「合わせミラー」と、薄くて軽量な「ステンレスミラー」をご用意しました。
商品名 |
合わせミラー
|
ステンレスミラー
|
特徴 | 映りがきれいで傷つきにくい | 薄くて軽量 |
約60%のお客様が「合わせミラー」を選択
エレベーターの鏡に「合わせミラー」が使われる理由
合わせミラーはステンレス製の枠を付けた「保護枠つき」と、本体のみの2種類をご用意しております。ステンレス製の枠が鏡を保護してくれるため、「保護枠付き」を購入されるお客様が増加しています。
「ステンレスミラー」も破損しにくくエレベーターで使われる
ステンレスミラーは、薄くて軽量な鏡です。金属でできているので割れることなく長期間お使いいただけます。また、腐食しないのも特徴で、水のかかる屋外や湿気の溜まりやすい場所でもお使いいただけます。
比較でわかる!エレベーターの鏡の特徴
それぞれのエレベーターミラーの材質の特徴や値段など、ひと目で比較いただけます。
合わせミラー | ステンレスミラー | |
---|---|---|
価格 500ミリ × 1,400ミリ |
本体のみ 22,771円 22,771円 |
34,971円 34,971円 |
保護枠付き 54,800円 54,800円 |
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割れにくさ |
一般的なガラスと比べ、割れにくい |
割れない |
傷のつきにくさ |
ほとんど傷つかない |
傷つきやすい |
衝撃への耐久性 |
衝撃に強い |
衝撃に弱く、凹みやすい |
映り |
下地の影響を受けない |
下地の影響を受けやすい |
最大サイズ | 900ミリ × 1,800ミリ | 1,000ミリ × 2,000ミリ |
製作可能な厚み | 3ミリ(鏡) + 3ミリ(ガラス) | 1ミリ / 2ミリ / 3ミリ |
重量 450ミリ × 1,200ミリ |
8.1 kg | 4.3 kg |
エレベーターの鏡のカート注文・価格
当ページで紹介した2種類のエレベーター用の鏡を、こちらからカート注文できます。サイズオーダーでもご注文いただけます。
エレベーターの鏡の取り付け方法
エレベーターの鏡をお買い上げの方からのご相談に、当社が実際にオススメしている取り付け方をまとめました。鏡によって使う取付部材が異なります。