夏休みの工作に人気の「万華鏡」の作り方
このページでは、「万華鏡を自作する手順」と製作に必要な準備物をまとめています。
- 万華鏡の鏡には「表面反射鏡」がおすすめ
- 鏡以外の道具は100円ショップでも揃えられます
万華鏡の自作に必要なもの/8点
まずは、準備物から。こちらの8つを揃えましょう。表面反射鏡を除いて100円ショップで手に入るものばかりです。
- 紙筒
- 表面反射鏡(3枚)
- アクリルケース
- 黒い画用紙
- すきまテープ
- マスキングテープ
- ビーズなど
- 折り紙(または包装紙)
サイズの目安
鏡の長さは、紙筒の長さからアクリルケースの高さを抜いたサイズにしましょう。そうすることで、鏡とアクリルケースが紙筒の中にピッタリ納まります。幅は紙筒の直径0.87倍にするとぴったり収まりますが、余裕を見てマイナス5ミリほどにすると安心です。
表面反射鏡で万華鏡を自作する手順
万華鏡を作る手順は大きく11ステップ。こちらの手順をクリックすると、その手順解説まで移動できます。
- 1. 紙筒をカットする
- 2. 紙筒に折り紙をまく
- 3. 表面反射鏡をカット・組み立てる
- 4. 鏡をすきまテープでまく
- 5. 紙筒に入れる
- 6. 覗き窓をつける
- 7. マスキングテープをまく
- 8. アクリルケースにビーズを入れる
- 9. すきまテープをアクリルケースに貼り封筒に入れる
- 10. マスキングテープで固定する
- 11. 完成した自作の万華鏡
1. 紙筒をカットする
まずは、封筒を15〜20センチほどの長さにカットしていきます。長さを決めたら、マスキングテープで印をつけて切るとまっすぐ綺麗に切れますよ。
2. 紙筒に折り紙を巻く
紙筒にお好きな柄の折り紙や包装紙を巻いていきます。
3. 表面反射鏡をカット・組み立てる
続いて、表面反射鏡をカットします。 鏡をカットする場合、 「ガラスカッター」という専門の工具でないとカットが出来ません。
弊社ではオーダーサイズで鏡の製作ができますので、自分でカ ットが出来ない方はお気軽にご連絡ください。
鏡の長さは、紙筒の長さからアクリルケースの高さを抜いたサイズにしましょう。そうすることで、鏡とアクリルケースが紙筒の中にピッタリ納まります。幅は紙筒の直径0.87倍にするとぴったり収まりますが、余裕を見てマイナス5ミリほどにすると安心です。
それでは組み立てていきましょう。 フィルムが貼られていない面をテープで固定していきます。
表面反射鏡は両面に物が映り込みますが、 フィルムが貼られている面がおもて面となります。 組み立てる際は、 おもて面が内側になるように組み立てていきましょう。
テープを貼ったら裏返して、フィルムを剥がしていきましょう。 こちらのフィルム面が鏡のおもて面になるので、触れないように気をつけましょう。
フィルムを剥がしたら、三角形にしてテープで固定します。
4. 鏡をすきまテープでまく
組み立てた鏡をすきまテープで巻いていきます。 すきまテープを巻くことで紙筒と鏡の隙間が埋まり、鏡を固定できます。
5. 紙筒に入れる
すきまテープを巻いた鏡を紙筒に入れていきます。ピッタリ収まりました!
6. 覗き窓をつける
覗き窓 を作っていきましょう。 黒い画用紙を紙筒より1センチほど大きく切り取ります。
中心に直径1.5センチほどののぞき穴を開けます。
ボンドを使って用紙を貼り付けます。 はみ出た部分はハサミで切り込みを入れて、のりで貼り付けていきます。
7. マスキングテープをまく
マスキングテープをまいていきます。
8. アクリルケースにビーズを入れる
アクリルケースにビーズを入れていきましょう。 ピースは透明なものがオススメです。
9. すきまテープをアクリルケースに貼り紙筒に入れる
すきまテープをアクリルケースに貼って、紙筒ののぞき穴とは反対側に入れます。
10. マスキングテープで固定する
アクリルケースを固定するようにマスキングテープを貼っていきます。
11. 完成した自作の万華鏡
できあがった万華鏡がこちら。
次々と模様が変わって素敵です。ビースの色や形によって見え方も変わってきますよ。
自作の万華鏡に適した「表面反射鏡」
ガラスの厚さによる影響をうけずに映る鏡。当社では、表面反射鏡を万華鏡のサイズに合わせてオーダーカット販売しています。