洗面台鏡の交換方法と費用を解説

この記事のポイント
- 洗面台の鏡を交換するためにかかる費用がわかる
- 洗面台の鏡を交換する前に決めておくべきポイントがわかる
当店「鏡の販売.com」では、洗面台用鏡の販売や、洗面台用鏡の施工サービスを行っています。
- 「洗面台の鏡が割れてしまったので、交換したい」
- 「洗面所鏡を交換するための方法がわからない」
という方に、この記事では洗面台用の鏡を交換する方法、交換にかかる費用など、洗面台用鏡の交換に必要な手順を解説します。
洗面台の鏡を交換するタイミング

当店では、主に3つの理由から洗面台鏡の交換のご相談をいただきます。もし当てはまるようであれば、早めに鏡を交換されることをおすすめします。
洗面鏡を交換するタイミング3つ
- 黒い染みや水垢などの汚れがある
- 鏡にひびが入っている・割れている
- 鏡のサイズを大きくしたい
① 黒い染みや水垢などの汚れがある



鏡の腐食
鏡はガラスに銀を塗って作られているため、湿気が高く温度変化が大きい洗面所などでは、特に黒い染み(腐食・サビ)ができやすくなっています。
このような鏡の腐食は、一度できてしまうと消すことはできません。

鏡の水垢
鏡の表面のウロコ(水垢)は、水道水のなかに含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分が固まってできたものです。
鏡の表面についた水分が蒸発する際に、カルシウムやマグネシウムは水に溶けにくい化合物をつくり、鏡の表面に残ります。そのような化合物が鏡の表面で蓄積していくことで、水垢となります。
また、鏡表面に残ったシャンプーの泡や石鹸カスなども、乾燥・結晶化することで汚れの原因になります。
鏡はガラスに銀を塗って作られているため、湿気が高く温度変化が大きい洗面所などでは、特に黒い染み(腐食・サビ)ができやすくなっています。このような鏡の腐食は、一度できてしまうと消すことはできません。
また、洗面所の鏡に水がかかったりすると、その水分が乾燥して水垢(白い汚れ)ができてしまいます。水垢も長く放置していると、簡単に落とすことはできません。

このような汚れが気になる場合は、鏡の交換がおすすめです。
② 鏡にひびが入っている・割れている
毎日の洗顔やヘアセットなどで、何かとものが多くなる洗面台。洗面台まわりの物がぶつかって、鏡が破損することもあります。
鏡に傷が入った場合、表面を綺麗に戻すのは容易ではありません。また鏡が割れている場合も、割れた部分のみの修理は不可能のため、鏡を交換する必要があります。
③ 鏡のサイズを大きくしたい

「鏡が小さくて上半身が見えにくい」「家族が同じ時間に使っていても見やすい鏡にしたい」と思った場合も、より大きいサイズへの鏡の交換をおすすめします。

このページでは洗面台の鏡におすすめのサイズも紹介していますのでぜひご参考ください。
洗面台の鏡交換にかかる費用の目安

洗面台の鏡交換にかかる費用は、鏡だけを交換するのか、洗面化粧台ごと交換するのか、で変わってきます。
鏡のみを交換する場合 (DIY) |
約 ¥4,114~ ※1 |
---|---|
鏡のみを交換する場合 (業者) |
¥35,000~ ※2 |
洗面台ごと交換する場合 | ¥100,000~250,000 ※3 |
※1 当店の「洗面所・脱衣所ミラー」幅300ミリ×高さ600ミリ×厚み5ミリ(オススメ部材あり)で購入した場合の価格
※2、3 金額は目安であり、状況によって前後する場合がございます
施工事例

洗面所の鏡に

洗面所の鏡に

洗面所の鏡に
洗面台鏡の交換前に決めておくべきポイント

洗面台鏡を交換する前に、事前に決めておくべきなのが「鏡のサイズ」と「曇り止め・サビ防止加工」です。ここではおすすめの鏡サイズ・加工の決め方をご説明します。
洗面台鏡のサイズを決める
当店では洗面台の鏡の場合、四角形なら幅300ミリ以上、円形なら直径450ミリ以上のサイズがよく使われます。



洗面台の鏡といっても、顔まわりを映したい場合と上半身を映したい場合とで推奨サイズが異なります。当店で販売している鏡を例に、推奨サイズをまとめましたので、鏡のサイズを決める際にご参考ください。
映す範囲 | 形状 | 推奨サイズ |
---|---|---|
顔まわりを映したい | 四角形 | 幅300ミリ × 高さ350ミリ 以上 |
円形 | 直径450ミリ 以上 | |
上半身を映したい | 四角形 | 幅300ミリ × 高さ600ミリ 以上 |
円形 | 直径600ミリ 以上 |
防サビ・曇り止めなどの加工を決める
洗面台の多くは、脱衣所など湿気のこもりやすい場所にあります。そのような湿気の多い場所に洗面台がある場合、普通の鏡だとすぐに腐食していまい、また鏡を交換しなければいけません。湿気の多い洗面台用の鏡には「サビ防止加工」がされた鏡を使用するのがおすすめです。

例えば、当店で扱っている鏡「防湿ミラーST(スタンダード)」は、鏡の裏面に特殊コーティングがされており、一般的な鏡よりも錆びにくい鏡です。脱衣所や洗面所用の鏡として人気です。

防湿ミラーST(スタンダード)
浴室鏡の腐食・サビの発生を抑える鏡。鏡の裏面に特殊コーティングを行い、腐食・錆の原因になる水や湿気から鏡を守ります。
湿気の多い場所でもう1つ悩まされるのが、鏡の曇りです。曇ってきた場所を何度も鏡を拭いたり水をかけたりしても、しばらくするとまた曇ってくる、という経験があると思います。
防サビに加えて曇り止めもしたい場合、当店では「曇り止めフィルム」を貼ることをおすすめしています。液状タイプやスプレータイプに比べると、価格や貼り付ける手間がかかりますが、1度貼れば曇り止めの効果が年単位で持続します。

当店でも、一度貼れば半年~2年ほど防曇効果を保てる曇り止めフィルムを販売しています。

曇り止めフィルム(防曇フィルム)
曇りを防ぐため、鏡の上から貼り付ける保護フィルム。半年~2年ほど持続します。
洗面台の鏡を交換する方法
ご自分で洗面鏡を交換する場合
DIYで鏡を交換する方法を紹介します。
① 今ある洗面鏡を取り外す
まずは、今ある既存の鏡を取り外します。

金物がある場合、金物をスライドさせます
「ツメ金具」と呼ばれる鏡を固定する金物の上部2つをマイナスドライバーを使ってスライドさせます。
※ 通常、ツメ金具の上部2つは軽く固定されている為、軽い力でスライドできます。

ピアノ線やPPバンドなどの固い紐を鏡の裏側に通します
ピアノ線や段ボールの梱包などで使うPPバンドを鏡の後ろに通して、左右にゴシゴシしながら鏡の裏面を固定しているミラーマットやミラーボンドを切断します。

洗面鏡の取り外し方は動画でもご覧いただけます。
動画では浴室鏡を取り外していますが、取り外し方は洗面台の鏡でも同様です。
②新しい洗面鏡を取り付ける
洗面台用の鏡を取り付ける方法は2パターンあります。
- 簡単に取り付けたい方は、金具を使って取り付ける方法
- 鏡のまわりをすっきり見せたい方は、金具を使わずに取り付ける方法
がおすすめです。

金具を使って取り付ける方はこちら
使用する部材はツメ金具のみ。簡単に取り付けたい方におすすめ。
鏡の推奨サイズ | ~7kgの鏡 |
---|
※ 600ミリ × 900ミリ 厚み5ミリの鏡で約7kgになります

金具をわずに取り付ける方はこちら
鏡の周りをコーキングする方法で、水分が鏡の接着部分に侵入するのを防ぎます。
金具が見えないため、鏡の周りがすっきりとした見た目になります。
鏡の推奨サイズ | ~36kgの鏡 |
---|
※ 1000ミリ × 2400ミリ 厚み5ミリの鏡で約30kgになります
業者(当店)に洗面鏡の施工を依頼する場合

当店では、鏡の施工サービスを行っています。
洗面台の鏡の交換はもちろん、「お風呂の鏡を交換してほしい」、「ダンススタジオや店舗の鏡を施工してほしい」など、鏡の施工・交換を全国で行った実績があります。
施工希望の方は、お問い合わせフォーム・お電話からお気軽にご依頼ください。
当店で洗面台鏡を交換したお客様の事例





当店にて洗面鏡を交換・施工する流れ
STEP1 | STEP2 | STEP3 | STEP4 |
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お電話・お問い合わせフォームよりご依頼ください。 | 実際に鏡を交換する現場を確認させていただきます。 | 現場調査をもとに正確なお見積りをご提示します。 | お客様のご都合の良い日程に合わせ、鏡の施工にうかがいます。 |

STEP1
お電話・お問い合わせフォームよりご依頼ください。

STEP2
実際に鏡を交換する現場を確認させていただきます。

STEP3
現場調査をもとに正確なお見積りをご提示します。

STEP4
お客様のご都合の良い日程に合わせ、鏡の施工にうかがいます。

当店に施工を依頼いただいた場合、こちらの4ステップで交換が完了します。洗面台の鏡が汚れている・鏡のサイズを大きくしたいなど、今ある鏡を交換したい方はお気軽にお問い合わせください。
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洗面所の鏡のことがわかるページ一覧

お使いの用途や場所に合った洗面ミラーの選び方や、鏡の施工事例、お客様からよくあるご相談内容、お客様のご注文事例などを別途ページでまとめておりますので、ご覧ください。