壁に鏡を取り付ける方法まとめ/壁掛け・壁に固定・壁に貼る/重い・大きいサイズも対応

【鏡の取り付け方法】設置方法まとめ/壁に貼り付ける・壁掛け

鏡を壁に取り付ける方法まとめ

鏡を設置する時は、壁に立て掛けたり自立させたりなど、用途や使用場所によって最適な設置方法を選ぶことが大切です。

こちらのページでは、鏡を壁に取り付ける3つの方法と選び方をご紹介します。

リビングや洗面所など使用場所や、お手持ちの鏡にピッタリの方法をご提案しますので、「鏡を壁に取り付けたいけど、どの方法がいいのかわからない」という方は必見です。

この記事のポイント

  • 3つの方法「金具で固定する」「接着剤で貼る」「吊るす」の特徴がわかる
  • 鏡を使用したい場所ごとに、おすすめの設置方法を探すことができる
  • 取り付けたい鏡の種類や重量に合わせて、おすすめの設置方法を探すことができる

方法①鏡を金具で壁に固定する方法

金具を使って鏡を壁に固定するイメージ図

金具を使って壁に鏡を固定するので、安定感があります。

洗面所やトイレ、バスルームで見かけることが多く、スタンダードな方法です。

小型鏡ならドライバー1本で簡単に設置できるので、DIY初心者の方にもおすすめです。

金具で固定する方法のポイント

  • ドライバーがあれば簡単にできる
  • 壁面に接着剤を塗りたくない人におすすめ

600ミリ×900ミリまでの小型・中型鏡の場合

小型鏡や中型鏡を金具で壁に固定するやり方

鏡のサイズが横600ミリ×縦900ミリまでの小型~中型サイズなら、金具を使って簡単に壁に固定することができます。

ステンレス製の金具を使うので、水周りでご利用いただいても錆びにくく、洗面所やバスルームでも安心して使うことができます。

施工難易度 ★★☆☆☆ 簡単!
おすすめの
使用場所
  • バスルーム
  • トイレなど
鏡の推奨サイズ 600ミリ×900ミリまでの小型・中型鏡

 

7㎏までの鏡を壁に設置する時に使うツメ金具

<パネルミラー>床から浮かせる場合

パネルミラーを金具で床から浮かせて壁に固定するやり方
床から浮かせて2枚のパネルミラーを壁に設置
床から浮かせてパネルミラーを壁に設置するイメージ
パネルミラーを金具で床から浮かせて壁に固定するやり方
床から浮かせて2枚のパネルミラーを壁に設置
床から浮かせてパネルミラーを壁に設置するイメージ

壁面に立て掛けるだけで使用できる「パネルミラー」を、床から浮かせて壁に固定することもできます。

横幅900ミリの大型サイズを連続して並べて貼ることもできるため、スポーツジムなどにも向いています。

全身が映るような大型サイズや連続貼りをする場合は、2人以上で作業されることをおすすめします。

施工難易度 ★☆☆ 普通
おすすめの
使用場所
  • 玄関の姿見
  • 店舗の内装など
鏡の推奨サイズ パネルミラー全サイズ対応
大型鏡、連貼りも◎
パネルミラーを壁に設置する時に必要な使用部材

<パネルミラー>床に付けて固定する場合

パネルミラーを床に付けて金具で壁に固定するやり方

「パネルミラー」は、金具で固定することができます。鏡が倒れにくくなり、地震などの安全対策になります。

床に付けて固定する方法はとても簡単です。金具の取り外しも簡単にできるため、引越しなど鏡を移動させたい時も、手間なく鏡を設置し直すことができます。

施工難易度 ☆☆☆☆ 超簡単!
おすすめの
使用場所
  • ダンススタジオ
  • 店舗の内装など
鏡の推奨サイズ パネルミラー全サイズ対応
大型鏡、連貼りも◎
パネルミラーを壁に設置する時に使うL型固定金具

<フィルムミラー>1枚の場合

フィルムミラー1枚を壁に設置するやり方
フィルムミラーを金具で壁に固定
フィルムミラー1枚を壁に設置するやり方
フィルムミラーを金具で壁に固定

ダンススタジオやスポーツジムで人気の「フィルムミラー」は、壁に立て掛けて使用することもできますが、壁に固定する方法もあります。

1枚なら簡単にできます。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
おすすめの
使用場所
  • 洗面所の姿見
  • クローゼット内の姿見など
鏡の推奨サイズ フィルムミラー全サイズ対応
フィルムミラーを壁に設置する時に使う L型固定金具

<フィルムミラー>複数枚を連貼りする場合

フィルムミラーを壁に連貼りするやり方

「フィルムミラー」を複数枚連貼りする方法は、ダンススタジオやスポーツジムでとても人気です。

全身が映るような大型サイズや連貼りをする場合は、2人以上で作業されることをおすすめします。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
おすすめの
使用場所
  • ダンススタジオ
  • スポーツジムなど
鏡の推奨サイズ フィルムミラーの全サイズ対応
大型鏡、連貼りも◎
フィルムミラーを壁に設置する時に必要な使用部材

方法②鏡を接着剤で壁に貼る方法

接着剤で鏡を壁に貼るイメージ図

鏡を壁に貼り付け密着させるため、コンパクトに納まり空間を広く見せることができます。

玄関の姿見やアパレルショップの試着室、ダンススタジオなど、様々な場所で採用されている人気の設置方法です。

鏡のサイズや使用場所によって適した貼り付け方が違うため、お手持ちの鏡や用途に合った方法を選びましょう。

接着剤で貼る方法のポイント

  • 鏡のサイズや重量、使用場所によって適した方法が違う
  • 接着剤でしっかり固定するため、重量のある大型ミラーに向いている

小型鏡(400ミリ×600ミリ程度)の場合

小型鏡を壁に貼り付けるやり方

顔や上半身を映すような、横400ミリ×縦600ミリまでの小型サイズの鏡の貼り付け方です。

工具を使わず、速乾ボンドと鏡専用両面シール「ミラーマット」だけで簡単に取り付けることができます。

施工難易度 ☆☆☆☆ 超簡単!
おすすめの
使用場所
  • クローゼットの内側
  • メイクルームなど

※ミラーマットは湿気に弱いため、ミラーマットと速乾ボンドのみで貼り付けるこちらの方法は、浴室や洗面所には向いていません

鏡の推奨サイズ 小型鏡
400ミリ×600ミリ程度まで
小型鏡を壁に貼る時に必要な使用部材

大型鏡(900ミリ×1800ミリ程度)以下の場合

大型鏡以下の鏡を壁に貼るやり方

全身が映るほどの大きなサイズの鏡なら、接着剤で壁に貼り付け、さらに金具で固定する方法があります。

接着剤と金具でしっかりと固定するので、落下の危険が無く安心です。

施工難易度 ★★☆☆ 普通
おすすめの
使用場所
  • スポーツジム
  • アパレルショップの姿見など
鏡の推奨サイズ 小・中・大型鏡
900ミリ×1800ミリ程度まで
大型鏡以下の鏡を壁に貼る時に必要な使用部材

特大鏡(1200ミリ×2400ミリ程度)以下の場合

特大鏡以下の鏡を壁に貼る時やり方

鏡専用両面シール「ミラーマット」と鏡専用強力ボンド「ミラーボンド」を併用する方法です。

金具を使わないため見た目も良く、特大サイズの鏡にも対応できるのでおすすめです。

ただし、強度を保つため、壁紙を剥がす必要があります。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
おすすめの
使用場所
  • スポーツジム
  • 店舗の内装など

※壁紙を剥がすことができる場所

鏡の推奨サイズ 小・中・大・特大鏡
1200ミリ×2400ミリ程度まで
特大鏡以下の鏡を壁に貼る時に必要な使用部材

横幅900ミリ以上の鏡を貼る場合

横幅900ミリ以上の鏡を壁に貼るやり方

鏡の横幅が900ミリ以上の場合、「ステンレス鏡受け(片長チャンネル)」という長い金具を使うと、より安定するのでおすすめです。

鏡の断面の保護にもなり、見た目もシンプルで目立ちません。

施工難易度 ★★☆☆ 普通
おすすめの
使用場所
  • ダンススタジオ
  • メイクルームなど
鏡の推奨サイズ 横幅900ミリ以上の鏡
大・特大鏡
横幅900ミリ以上の鏡を壁に貼る時に必要な使用部材

鏡を連続して壁に設置(連貼り)する場合

特大鏡を壁に連貼りするやり方

ダンススタジオなど、壁面を鏡張りにしたい場合はこちらの方法で設置してください。

特大サイズの鏡を複数枚並べて貼り付ける時は、「ステンレス鏡受け(片長チャンネル)」を使うことで、まっすぐ横並びに貼ることができます。

鏡同士接触して割れないよう、慎重な作業が求められます。

施工難易度 ★★★☆ 慎重に
おすすめの
使用場所
  • スポーツジム
  • 店舗の内装など

※壁紙を剥がすことができる場所

鏡の推奨サイズ 小・中・大・特大・超特大鏡
1枚あたり2000ミリ×3000ミリ程度まで
特大鏡を壁に連貼りする時に必要な使用部材

<ステンレスミラー>1枚の場合

ステンレスミラーを壁に貼り付けるやり方

「ステンレスミラー」は厚さが1ミリ程度の薄さのため、貼り付ける壁が凸凹していたり歪んでいると、映像が歪んでしまいます。できるだけ平面になっている場所に取り付けましょう。

貼り付けには、ステンレスミラー専用の両面テープ「ブチルテープ」を使います。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
おすすめの
使用場所
  • 工場の全身鏡
  • エレベーターなど
鏡の推奨サイズ ステンレスミラー全サイズ対応
ステンレスミラーを壁に貼り付ける時に必要な使用部材

方法③鏡を壁に吊るす(壁掛け)方法

鏡を壁に吊るすイメージ図

アンティークミラー、インテリアミラーなどの装飾枠付きの鏡は、壁に金具を取り付けて紐やチェーンで吊り下げることも多いです。

メイクルームやトイレに壁掛けしたり、家具の壁面に取り付けるのもおすすめです。

壁掛けに耐えられる重量であれば、接着剤を使って壁に貼るよりも簡単です。

壁に吊るす方法のポイント

  • アンティークミラーなど枠が付いている鏡は、重量によって適した方法が違う
  • フィルムミラーの壁掛け方法がわかる

<枠付き鏡>横幅と縦幅の合計が1600ミリまでの場合

横幅と縦幅の合計が1600ミリまでの枠付き鏡を壁掛けする方法

壁掛け方法の中で1番簡単なのは、「Jフック」を使った取り付け方です。

硬貨1枚を使って、DIY初心者でも簡単に取り付けできます。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
鏡の推奨サイズ

横幅と縦幅の合計が約1600ミリまでの枠付き鏡

※この方法は、約11㎏までの重量に耐えることができます。鏡だけ(枠なし)で、横幅縦幅合計1600ミリ程度が約8kgです。枠の太さや飾りで鏡全体の重量が変わるため、重さに不安がある場合はお気軽にご相談ください。

横幅と縦幅の合計が1600ミリまでの枠付き鏡を壁に吊るす時に使うJフック

<枠付き鏡>横幅と縦幅の合計が1600ミリ以上の場合

横幅と縦幅の合計が1600ミリ以上の枠付き鏡を壁掛けする方法
横幅と縦幅の合計が1600ミリ以上の枠付き鏡をハングマンを使って壁掛けする
横幅と縦幅の合計が1600ミリ以上の枠付き鏡を壁掛けする方法
横幅と縦幅の合計が1600ミリ以上の枠付き鏡をハングマンを使って壁掛けする

壁に「ハングマン」という金具をビス止めして、鏡の裏面に付けた金具とガチャっと噛ませて取り付ける方法です。

しっかり固定できるので、高さや重さがある装飾ウォールミラーを壁掛けしたい時におすすめです。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
鏡の推奨サイズ

横幅と縦幅の合計が約1600ミリ以上の枠付き鏡

※この方法は、約11㎏までの重量に耐えることができます。鏡だけ(枠なし)で、横幅縦幅合計1600ミリ程度が約8kgです。枠の太さや飾りで鏡全体の重量が変わるため、重さに不安がある場合はお気軽にご相談ください。

横幅と縦幅の合計が1600ミリ以上の枠付き鏡を壁に吊るす時に使うハングマン

<フィルムミラー>L字ヒートンで壁掛けする場合

フィルムミラーをL字ヒートンで壁掛けする方法
フィルムミラーをL字ヒートンで吊るす
L字ヒートンを2箇所に取り付けフィルムミラーを壁掛けする
フィルムミラーをL字ヒートンで壁掛けする方法
フィルムミラーをL字ヒートンで吊るす
L字ヒートンを2箇所に取り付けフィルムミラーを壁掛けする

当社の「フィルムミラー」には壁掛け用の金具が無料で付いています。

付属している取付金具「L字ヒートン」を使えば、とても簡単に壁掛けできます。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
鏡の推奨サイズ フィルムミラー全サイズ対応
フィルムミラーを壁に吊るす時に使うL字ヒートン

<フィルムミラー>Jフックで壁掛けする場合

Jフックでフィルムミラーを壁掛けする方法
フィルムミラーをJフックで吊るす
Jフックでフィルムミラーを壁掛けする方法
フィルムミラーをJフックで吊るす

「フィルムミラー」は取付金具「Jフック」で吊るすこともできます。

硬貨1枚で、簡単に取り付けることができます。

施工難易度 ★☆☆☆ 簡単!
鏡の推奨サイズ フィルムミラー全サイズ対応
フィルムミラーを壁に吊るす時に使うJフック

お探しの取付方法が見つからなかった場合はこちら

今回ご紹介した方法以外にも、鏡の取り付け方は色々あります。鏡の種類や壁の素材など、ご自身の希望条件に合わせて取付方法を探すことができるよう、関連ページを一覧にしました。ぜひチェックしてください。
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